メキシコ政府、ハリスコ州で大規模作戦
2026年2月22日、メキシコ国防省は西部ハリスコ州での軍事作戦の結果、最大規模の麻薬組織「ハリスコ新世代カルテル(CJNG)」の首領であるネメシオ・オセゲラ(通称「エルメンチョ」)容疑者を殺害したと発表した。この作戦は、メキシコ政府が米国からの情報提供を受けて実行された。トランプ政権は、オセゲラ容疑者の所在を特定するための情報をメキシコ政府に提供した。
迅速な急襲が決定的な勝利をもたらす
オセゲラ容疑者は59歳で、メキシコ陸軍の特殊部隊による急襲の際に負傷し、その後ヘリで搬送中に死亡した。急襲は迅速かつ計画的に行われ、メキシコ国内で最も危険視されていた麻薬組織のリーダーを排除することに成功した。
報復行動が広がる中、メキシコ政府が制圧
オセゲラ容疑者の死後、CJNGのメンバーによる報復行動が広がり、メキシコ国内で高速道路の封鎖や車両放火が行われた。しかし、メキシコ政府は暴動を迅速に制圧し、状況の安定化に努めた。クラウディア・シェインバウム大統領は、米国の支援が容疑者の位置特定に役立ったと認め、報復行動の制圧を強調した。
米国の情報提供とその影響
米国はCJNGの活動に対し強い関心を持ち、特に合成麻薬フェンタニルの米国への密輸を主導していることから、オセゲラ容疑者の追跡に積極的に関与していた。キャロライン・レビット米大統領報道官は、米国が作戦を支援するために情報提供したことを明らかにし、両国の協力の重要性を強調した。
メキシコの麻薬戦争、今後の展開
この作戦の成功は、メキシコ国内での麻薬カルテル撲滅の重要な一歩となると見られている。メキシコ政府は、今後もCJNGをはじめとする麻薬組織のリーダーを排除するため、積極的な軍事作戦を展開する意向を示している。また、米国との連携を深めることで、国際的な麻薬密輸の防止に向けた取り組みを強化する考えだ。
