非公開化に向けた決定
マンダムは2月26日、経営陣主導の自社買収を目的とした公開買い付けが成立したと明らかにした。応募比率は議決権ベースで約72%に達し、成立条件を満たした。今後は全株取得に向けた手続きが進められる。
当初価格への異論噴出
公開買い付けは2025年9月に開始された。開始時の提示額は1株1960円だったが、一部株主から評価が低いとの指摘が相次いだ。条件変更を求める動きが広がり、価格改定が実施された。
3度の条件変更で合意
価格は段階的に引き上げられ、最終的に1株3105円となった。取得総額は1256億円に拡大した。結果として、予定数の下限を超える応募が集まり、買い付けは成立した。
KKRの買収案と対応
対抗提案として米投資ファンドKKRが買収案を提示した。これを受け、同社は第三者からの提案を受け付ける姿勢を示したが、最終的に英系投資ファンドによる案を支持した。経営陣は一貫して自社買収方針を維持した。
経営体制の柔軟化を目指す
非公開化後は、迅速な意思決定を可能とする体制を整備する。東南アジアで新興ブランドが台頭するなど市場環境が変化している。こうした状況を踏まえ、経営の自由度を高める狙いがある。
