第2世代投入で変わる製品戦略
Appleは2026年1月26日、紛失防止タグ「AirTag」の第2世代モデルを正式に発表した。日本での販売価格は1個4980円、4個セット1万6980円と従来水準を維持している。発売初日から公式サイトやアプリで注文が可能となり、販売体制は迅速に整えられた。価格据え置きは普及モデルとしての位置付けを明確にしている。
精密追跡を支える通信性能の刷新
第2世代AirTagでは、超広帯域チップとBluetoothチップの双方が更新された。「正確な場所を見つける」機能では、iPhoneによる方向・距離案内がより遠距離から可能となり、探索精度が向上している。追跡距離は従来比で約50%拡大し、屋内外を問わず利用範囲が広がった。
音による探索性能の実用性向上
スピーカーの音量も改良され、最大50%の大音量化が実現された。これにより、視認できない場所にあるAirTagでも音を頼りに見つけやすくなった。音量強化は単なる数値改善にとどまらず、実際の利用場面での発見効率を高める要素となっている。
Apple Watch連携による操作性拡張
新型AirTagはApple Watchの「探す」アプリからも操作できるようになった。対応するのはApple Watch Series 9以降およびApple Watch Ultra 2で、watchOS 26.2.1以降が必要となる。iPhoneを取り出さずに手元で探索できる点は、移動中や屋外での利便性向上につながる。
プライバシー配慮と互換性維持
位置情報はタグ内部に残らず、通信は暗号化される仕組みが引き続き採用されている。不要な追跡への対策機能も維持され、安全性への配慮が続けられた。本体デザインは従来と同一で、既存のケースやキーホルダーが使用可能となっている。素材面では再生プラスチックを活用し、環境負荷低減も図られた。
