最高値更新も小幅な上昇幅
9日のニューヨーク株式市場では、ダウ平均が50,135.87ドルと最高値を更新した。上昇幅は20.20ドルにとどまり、相場は力強さと慎重さが混在する展開となった。前週の急伸を受け、積極的な買いは限定的だった。
経済の底堅さを背景とした買い
米経済が安定して推移しているとの見方が、株式市場の下支えとなった。特に成長分野への期待が根強く、半導体やソフトウエア関連銘柄を中心に買い注文が集まった。こうした動きが指数全体を下支えした。
上昇一服を意識した利益確定売り
一方で、前週末に大幅上昇した反動から利益確定売りも出やすかった。ダウ平均は一時的に大きく下落する場面があり、投資家が水準感を意識していることがうかがえた。相場は終日、方向感に欠ける動きとなった。
米国債を巡る報道の影響
市場では、中国当局が米国債の保有抑制を促したとの報道が注目された。これを受け、リスク回避姿勢が一時的に強まり、株価の上値を抑える要因となった。金融市場全体への波及を警戒する動きもみられた。
ハイテク指数が示す投資家の選好
ナスダック総合指数は207.46ポイント上昇し、ハイテク株優位の流れを維持した。半導体やデータ分析関連銘柄への資金流入が続き、米株市場では引き続き成長分野が中心的な役割を果たしている。
