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ダウ平均が小幅下落、格下げと発言待ちが重しに

株価は反落、慎重な取引姿勢が広がる 2025年5月20日のニューヨーク株式市場では、ダウ工業株30種平均が前日比62.30ドル安の42,714.40ドルとなった。ムーディーズによる米国債の格下げや、米連邦準備制度理事会(FRB)関係者の発言を控えた投資家心理が相場を圧迫し、慎重な取引姿勢が広がった。 米国債格下げが市場に与えた影響 米国債がムーディーズによって最上位の「Aaa」から「Aa1」へ格下げされたことにより、財政運営への懸念が再燃した。これを背景にリスク回避の動きが加速し、債券利回りの上昇とともに株式市場でも売りが優勢となった。 FRB高官発言前の様子見ムード 今後の金融政策の手がかりを探るうえで、FRB理事など複数の高官による発言が控えていることから、相場全体が様子見ムードに包まれた。市場では、インフレ抑制と景気支援の両立に向けた政策運営への注目が高まっている。 企業決算が指数の下支えに 相場全体に売り圧力がかかる中、ホーム・デポは良好な決算内容を発表し、1.1%の株価上昇を記録した。一方、アメリカン・スポーツも決算の好結果を受けて18.4%急騰し、こうした業績面での明るい材料が市場の支えとなった。 下落幅は限定的、強弱入り混じる展開 NVIDIAやアメリカン・エキスプレスの下落が指数の重荷となったが、全体的には強弱入り混じる展開となり、ダウ平均は限定的な下落にとどまった。今後は経済指標や金融当局の発言内容を受けた市場の反応が注目される。