米株主要指数が揃って大幅上昇 2025年5月12日、米国株式市場は米中間の90日間の関税一時停止合意を受けて急騰した。ダウ平均株価は1,160.72ドル(2.8%)上昇し、42,410.10ドルで取引を終えた。S&P 500は3.3%、ナスダック総合指数は4.3%上昇し、いずれも4月初旬以来の高値を付けた。合意により、米国の対中関税は145%から30%に、中国の対米関税は125%から10%に引き下げられた。 テクノロジーと消費関連株が牽引 主要なテクノロジー株や消費関連株が市場全体の上昇をけん引した。Amazonは8.1%、Nikeは7.3%上昇し、ダウ平均の押し上げに大きく貢献した。ほかにもAppleやNvidiaなどのテクノロジー銘柄が軒並み上昇した。 金利上昇と通貨市場の変動 エネルギー価格の上昇に伴い、米国債の利回りも上昇基調となった。10年物米国債利回りは4.47%まで上昇し、金利の上昇に連動して金価格は下落した。為替市場ではドル買いが進み、主要通貨に対して堅調な値動きを示した。 成長加速への期待感 UBSの主席エコノミストは、今回の関税緩和が米国の実質GDP成長率を0.4ポイント押し上げる可能性があると分析した。2025年第1四半期に年率0.3%のマイナス成長を記録した米経済にとって、これは景気回復の転機となるとの見方が広がっている。 今後の見通し 市場関係者は、90日間の猶予期間内に恒久的な貿易合意が成立するかどうかに注視している。交渉の進展次第では、今後も市場の変動が続く可能性がある。
10年国債利回りが1.58%に上昇、2008年以来の水準 2025年3月25日の債券市場で、日本の長期金利が上昇し、10年もの国債の利回りが一時 1.58% に達した。これは 2008年10月以来の高水準 であり、金融市場全体に影響を及ぼしている。国債価格の下落が主因であり、住宅ローンの固定金利、企業の資金調達コスト など幅広い分野への波及が懸念される。 投資家心理の変化と国債売却の加速 長期金利上昇の背景には、投資家のリスク選好の変化 がある。米国経済の 景気後退懸念が後退 し、安全資産とされる 日本国債の売却が進んだ。国債価格が下落すると利回りが上昇するため、債券から株式へ資金が流れた結果 と考えられる。 市場関係者は、「トランプ前大統領の関税政策への警戒感が和らぎ、株式市場への資金流入が増加した」 と指摘する。この流れが 国債売りを促進し、金利の上昇を加速 させた可能性がある。…
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