AIを活用した不動産投資の現状と最新動向
株式会社GA technologiesは2025年4月25日、AI不動産投資サービス『RENOSY』における2025年2月の顧客動向をまとめたレポートを発表した。レポートでは、成約顧客の年収や年齢層、投資目的、購入決定の要因が詳しく分析されている。
高収入層が中心、年収1,000万円以上が6割超
2025年2月の成約顧客のうち、年収1,000万円以上の割合が60%を超えた。特に1,000万〜1,200万円の層が15%を占め、続いて2,000万円台の投資家が12%となっている。年収600万〜800万円台の層も一定数存在し、不動産投資が幅広い所得層に浸透していることが分かる。
投資家の年齢層、40代後半が過去最高水準に
成約顧客の年齢別構成を見ると、45〜49歳の割合が21%と最も高く、過去最高水準となった。次いで40〜44歳が18%、35〜39歳が17%と続く。40代後半の投資家が増加傾向にあり、長期的な資産形成の意識が高まっていると考えられる。
投資目的は「老後の年金対策」が最多
不動産投資の目的では、「老後の年金対策」が50%と最も多く、次いで「節税」が40%、「生命保険の代替」が38%となった。老後の安定した収入源を確保するための投資手段として、不動産が重要視されている。
購入決定の理由、「セールスの信頼性」が鍵
購入を決定する要因として、「セールスの信頼性」が67%と最も高かった。また、「リスクが許容範囲だった」と「アプリで管理ができる」がそれぞれ44%、「管理体制の充実」が40%と続く。手軽に契約情報や送金内容を確認できるアプリの利便性も、投資家の意思決定に大きく影響している。
AIを活用した不動産投資が拡大
RENOSYは、テクノロジーを活用し、購入・管理・売却をワンストップで提供するAI不動産投資サービスである。同社は投資用不動産の売上・買取実績で全国No.1を獲得しており、今後もデジタル化を推進しながら投資家にとって最適な資産運用の機会を提供していく。