東京株式市場、日経平均が初の4万4000円台に到達

瀬川結羽
经过

株価上昇の背景に米国市場の動きが影響

東京株式市場では11日、日経平均株価が前日比534円83銭高の4万4372円50銭で取引を終えた。前日の米国市場でナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数が史上最高値を更新したことを受け、東京市場でも投資家心理が改善し、主にAI関連銘柄を中心に買いが集まった。

ハイテク株への買い集中が鮮明に

ソフトバンクグループや東京エレクトロン、アドバンテストといったハイテク関連株に海外投資家の資金が流入した。米国でのオラクル株急伸をきっかけに半導体関連への買いが波及し、日本市場でも同様の動きがみられた。AI需要への期待感が市場全体を押し上げる要因となった。

午後の取引で利益確定売りも発生

一方で午後に入ると、日本株が最高値圏にあることから個人投資家による利益確定売りが広がった。さらに11日夜に予定される**米国の8月消費者物価指数(CPI)**公表を前に、持ち高を調整する動きもみられた。しかし、その後は売られた株を買い戻す動きが強まり、再び指数は上昇基調を取り戻した。

市場全体の値動きと取引状況

TOPIXは6.79ポイント高の3147.76で終値として過去最高を更新。JPXプライム150指数も続伸し1356.86となった。東証プライム市場の売買代金は概算で4兆9545億円、売買高は19億929万株に達した。値上がり銘柄は697にとどまり、861銘柄が下落した。

投資動向と注視される指標

市場関係者は「利益確定の売りと買い戻しが交錯しながらも、ハイテク関連株を中心に買いが優勢となった」と指摘している。株式市場の過熱感が意識される中、米国のインフレ指標が今後の投資行動に影響を与えるか注目が集まっている。

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